こんにちは、KoTaEの横山です。
今回はアスファルト舗装についての記事になります。
中でも代表的な3種類の施工方法とその特徴について紹介させいただきます。
排水性舗装
構造は上部に透水層(透水性の高い層)、直下に不透水層(透水性の低い層)からなる。
性質:雨水は透水層を通り抜け側溝へ流れ出る。
効果:走行安全の向上、騒音低減
路面に雨水を吸収させることができない高速道路や高架線などで用いられる。
透水性舗装
構造は全体が透水層になっている。
性質:雨水を地中に還元する。
効果:水循環環境の保全、雨水の流出抑制
水を含んだ地盤が緩む恐れがある、大型車の交通量が多い道路には向いて
おらず、歩道などに採用されることが多い。
保水性舗装
構造は空隙の多い舗装に水を吸着する材料(保水材)を詰め込んである。
性質:雨水を溜めて気温が上がった時にその水分を蒸発させる。
効果:路面の温度を下げてヒートアイランド現象の緩和
都市部の車道や歩道、公園、駐車場など様々な場所で用いられています。
おわり
今回は以上になります!
先日、透水性舗装が施されたところを塗装をする現場がありました。
その際に、塗料の塗布量が仕様よりもとても多くなってしまいました。
その時の疑問を解消するために少しアスファルト舗装について調べる機会が
あり、それに付随してこの記事を書かせていただだきました。
ありがとうございました。