こんにちわ、KoTaEの横山です。
メーカーから出ていなかったり、既存の色を再度塗り直したい場合は、
自ら色を組み合わせて、希望の色を調色しなければいけません。
今回はその際のやり方についての、記事になります。
塗料の調色には、減法混色といって色の三原色(「青緑(Cシアン」「赤紫(Mマゼンダ」「黄(Yイエロー」)
の方式が使われています。
この三つの色があればほとんどの色は再現可能とのことです。
調色をする際に必要な色
調色の元となる塗料に加えて、「黒」「白」「黄」「紺」「赤」の原色5色を用意しましょう。
調色の工程
1 完成に必要な色を足していく。
足していく際は少しずつ、色が薄いものから入れて行きましょう。
2 色の確認
塗料を追加する度に、色の確認は忘れないようにしましょう。
3 試し塗り+乾燥
色が近づいてきたら、実際に塗る材料に試し塗りをしてみましょう。
この1〜3を色が完成するまで繰り返します。
調色を行う際の注意点
艶ありと艶なし
- 艶ありと艶なしだと乾燥後の色合いが変わってしまいます。
- 色の確認だけでは、わからない為、必ず試し塗りをしましょう。
自然の光でも見る
- 室内の光だけで作ってしまった場合、別の時間帯にみたときに
- 見え方が、全く違って見えることもある為、なるべく赤みや青みが
- 少ない自然の光が届く場所で、調色はしましょう。
しっかり混ぜる
- 作る量、入れる色によっては1滴で色が変わってしまいます。
- 混ざっていない色が残らないように、全体を満遍なく描き混ぜてあげましょう。
調色を行う際のコツ
一気に作らない
- 少量(3分の1程度)から作り始めてから、調合の割合の感覚をある程度
- 掴んでから必要量作りましょう。
なかなか色が完成しない場合は、他者に助言してもらう
- 長時間、一つの色を作っていると目が慣れてしまい作りたい色と
- 作っている色の正確な判断が出来なくなってしまいます。
- もし長期戦になってしまい助言してくれる人がいなければ、
- 少し休憩を取った方が良いでしょう。
おわり
調色は時間をかけて何度も繰り返し試し塗りを行えば誰でも出来ます。
初めてだとなかなかすぐには上手くはいかないかもしれませんが、
調色を試みようとしている方は諦めずに、注意点とコツを参考に
頑張ってください。
今回の記事は、ここまでになります。
最後までみて頂きありがとうございました。