こんにちわ、KoTaEの横山です。
今回はシリコン塗料についての記事になります。
シリコン塗料とは
シリコン(アクリルシリコン)塗料とは、樹脂の主成分がアクリル・シリコンなので、
シリコン塗料と呼ばれているのです。
近年、主に採用される塗料の種類の中では、1番人気のものになります!
その理由としてコストパフォーマンスの高さなどが挙げられています。
耐用年数は外壁で10年~15年、屋根で約8〜13年程になります。
耐熱性、耐水性、耐候性にすぐれた塗料になります。
シリコン塗料のメリット・デメリット
メリット
コストパフォーマンスが高い
- シリコン塗料は費用対効果が高いです。
- シリコン系塗料よりもウレタン系塗料の方が安いのですが、
- ウレタン系塗料の耐用年数は約6年程、一方でシリコン系塗料の耐用年数は約12年程です。
- 建坪30坪の場合、外壁塗装費用の目安はウレタン塗料が60〜70万円、シリコン系塗料は70〜80万円。
耐熱性がある
- とても耐熱性が優れていますので、中には約600℃に耐える事が出来る材料もあります。
- 暑い地域の外部でも問題なく採用する事が出来ます。
防汚性
- 塗膜が固く撥水性がありますので、弾く性質があります。
- また、低電圧性といった、汚れが付きにくい性質もあります。
- 雨や埃などの汚れを寄せつけずに綺麗に保つ事ができます。
耐候性
- 光沢の保持率が優れています。
デメリット
ひび割れしやすい
塗布後は、それなりの柔らかさも加味している塗膜となりますが、
後々は塗膜が固くなってしまい、ひび割れしやすい塗料となってしまいます。
そして地震等大きな力が加わった場合、ヒビが発生しやすくなってしまいます。
次回塗る塗料が密着しづらくなる。
- 撥水性の高い塗料なので、重ね塗りをした時に
- 塗料を弾いてしまう。(しっかりと下塗りを入れれば大丈夫)
扱いにくい
- 粘度の低い塗料の為、顔料が沈殿しにくく、扱い方に注意して使用しなければいけません。
- 頻繁に撹拌して使わないといけなく、手間がかかる塗料です。
- また、付着性に劣りますので、重ね塗りが難しく、適した下塗り材を用いる必要があります。
種類について
シリコン塗料には以下の種類があります
- 水性と油性があります。
- さらに1液型と2液型というものがあります。
- 2液型の場合、主材となる塗料の他に硬化材が必要です。
- 1液型よりも硬化速度の速い2液型は施工も難しくなります。
- 価格的には1液型の方が安いですが、
- 2液型の方が耐久性が高いです。
シリコンの含有量にも要注意
シリコン塗料といっても、グレードは様々になります。
お安いシリコン塗料となると、当然耐久性や性能は下がってしまいます。
その差は、シリコン含有率の差です。
シリコン含有量が多いもになれば塗料としてのメリットがより向上しますが、
当然、お値段も高くなってしまいます。
シリコン含有率は、塗料やパンフレットには記載しておりません。
その為、無名のメーカーや悪徳業者には注意しましょう。
シリコン含有率が高く信用できる塗料を選ぶ際には、大手メーカーの塗料を採用すると良いでしょう。
日本ペイントやエスケー化研、関西ペイントなど、メジャーな塗料メーカーであれば信用も高いです。
おわり
今回はシリコン塗料について書かせて頂きました。
近年、人気の高いシリコン塗料ですが、良い点、悪い点
どちらもありました。それを踏まえても、とても優れた塗料と
言えるでしょう。
最後までみて頂き有難う御座いました。