みなさまこんにちは!
今回はジプトーン天井の塗装についてお話します。
ジプトーンって何?という方は次の写真をご覧下さい。
「天井のあの柄!」と見覚えのある方が多いと思います。
▲ジプトーン天井は、このように穴の模様が入った石膏ボードのことです。
このうねうねとした模様は、ヨーロッパ建築に欠かす事のできない、
天然大理石のトラバーチンを真似て作られたそうです。
▲多孔質の大理石(トラバーチン)を再現されたそう。
ジプトーンは安価格なボードで、ビスが目立たないという特徴もあり、大きな病院や学校、会社の天井でよく使われています。
無機質でなんとなく安っぽい雰囲気と、模様の好き嫌いもあるので
事務所や住居で使用するには抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今回はこのトラバーチン模様を目立たなくするために、つや消しの水性塗料を塗布し、埋めていきます。
▲一回塗装。壁は新品のクロスです。天井だけを塗装するために、壁全体を養生します。
塗装以外の模様替えになりますと、ベニアの上にクロス貼り…ボード張替え…と、大変大掛かりな工事になる可能性も。
▲上塗り後。うねうねとした模様は塗り潰し、天井全体が白色になりました。
この模様を残したい場合は毛の短いローラーを使い、模様を残して塗装することも可能です。